良いコピーライター マーケターになる方法

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座って、勉強しない

「よし、マーケティング勉強するぞ!」と息込む必要はない。座学に頼るのではなく、日常生活全てにおいて学ぶのだ。

例えば、日常生活で自分が買っているモノを分析する。

・値段
・パッケージ
・商品のカタチ
・ネーミング
など。

「何かを買う=誰かのマーケティングにハマっている。」ことを忘れてはいけない。自分の買う行為に対してインサイト(洞察、物事の本質を見抜く力)の光を当てるのだ。

ウェブサイトで情報収集をしているのであれば、

・記事のタイトル
・文章
・ウェブデザイン
・バナー広告
・画像
を見て、良さそうなものは全て記録しておく。レスポンス率が高そうな文章やデザインをストックしておく。

ストックされたものをコピーライティングの業界では「スワイプファイル」と呼ばれている。良いマーケターやコピーライターは良いスワイプファイルを持っている。

ストックしているモノ

記録するツールはパワポでも、keynoteでも何でも良い。

松本は、日々の情報収集の中で以下を記録として残し、ストックしている。

・売れている本のタイトルと説明書き

・アマゾンの評価の高いレビュー

・お金が集まっているクラウドファンディングの企画

・思わず目に止まった看板広告

・クリックしてしまうようなyoutubeのサムネイル

・秀逸なyoutubeのコメント

・難しいことを上手に解説している本(良いところを写真して記録している)

・参考になる他社さんの資料

・競合会社のLP

・良いと思ったサイトのヘッダーとヘッドコピー

日々、膨大な情報に晒されている中で取捨選択することが大事。

インサイト力を高めていけば、事業化できる

松本の知り合いに、神山さんという方がいる。

神山さん・・・60歳前後、電通出身、渋谷でラジオ局を開設し事業売却済み。

神山さんが4年前にハワイに旅行に行ったらしい。帰りの飛行機を待っていたところ、海外セレブが飛行機から降りてきた。

セレブが降りてきたところを一目見ようと、野次馬たちが集まり、写真を撮ろうとした。後方の列にいた野次馬たちは、スマホを持ち上げ、背伸びしながら写真を撮っていたらしい。

その光景を見た神山さんは、「スマホを縦から横にするだけで写真を撮れたら便利ではないか?片手でスマホの写真を撮りたいニーズは確実にある」と考え、1年後に実装し、国際特許を取得。現在はジェトロ(日本貿易振興機構)からバックアップを受けるようになり、海外のスマホメーカーと商談をしている。

このように誰にでもある日常を切り取り、インサイト力で事業を作り出すことはできるのだ。

コピーライティング・マーケティングのヒントは日常生活のなかに埋まっている。日常を読み解く力を鍛えよう。

人の欲望や欲求にフォーカスする

人には、様々な欲望がある。文章でものを売るために欲望や欲求を刺激する。

ではそもそもどんな欲望があるのか?

お金を稼ぎたい、貯金額を増やしたい、健康的な生活を送りたい、人から尊敬されたい、会社の売上を伸ばしたい、贅沢な暮らしをしたい、安定して収益をあげられるようになりたい、異性からモテたい、仕事ができるようになりたい、家族を幸せにしたい、結婚したい、愛されたい、流行になりたい、美味しいものを食べたい、人や世の中に貢献したい、人を支配したい、外見を整えたい、自分の夢を叶えたい、お洒落だと思われたい、個性を発揮したい、運が良いと思いたい、病気を治したい、孤独になりたくない、批判されたくない、時間を有意義に活用したい

などなど、人の数だけ欲望があるし、人は様々な欲望にまみれて生きている。

どのような欲望が存在し、どのように刺激したら効率が良いのか?を普段から考えてみよう。

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