LPの構成要素(パーツ)を解説していく。
LPは何となく上から書いていくものではなく、要素ごとに書いていき、並べて作っていくものである。
(反応が悪ければ、並び替えていく)
構成要素
* ヘッドコピー(ファーストビュー)
* 商品説明 (商品の写真)
* 商品開発ストーリー
* 開発者の紹介
* お客様の声
* 代表者の声
* スタッフの声
* 買った後のベネフィット
* 買わなかった時のデメリット
* 安全性
* 権威性
* 推薦者の声
* 他社比較
* 見込み客が商材を選ぶときのポイント
* 限定性、希少性、緊急性
* 販売者側のコミットメント
* 価格の説明
* オファーの内容(送料、人数限定、解約のやり方、申し込みの簡易さ)
* よくある質問
* 申込ボタン
* 追伸
構成要素がなぜ必要になっていくか?
すでに悩みを抱えていたり、解決策を手に入れたいと思っている人たちに向けて、商品やサービスを顧客目線で伝え、不安を払拭させるツールをLP(ランディングページ)と弊社は捉えている。
人は不安を感じたり、疑問点が少しでもあるとLPでモノを買ってくれない。
ではそもそもどのような不安や疑問があるのか?
- どのような商品か?わからない/理解できない
- 具体的に何を解決してくれるのか?/何を満たしてくれるのか?わからない
- 自分に適しているのか?わからない
- 使いこなすことができるのか不安
- 他社でも同じようなものが売っており、違いがわからない
- 商品の品質が担保されているか?わからない
- もっと安く買えるところがあるかもしれない
- 今買う必要性や緊急性を感じない
- 期待通りの結果を手にできるか?わからない
おおよそ、上記のような不安や疑問がある。
これらの負の感情を、構成要素によって解消させていく。
構成要素はある意味でテンプレートに過ぎない。商品サービスのジャンルや価格によって顧客が感じる不安や疑問は違うことがあるので、合わせて要素を付け加えていく必要がある。
この構成だけ使えば良い!みたいな都合が良いことはないのでご注意を。
質の悪いマーケターやLP制作会社は、他社のLPを見て文言をそのまま真似したり、「他社にはこの要素があるから、こちらにも付け加えよう」というような表面的で浅はかな思考を持ってしまっている。
そうではなくて、前提として、「不安を取り除く」という役割をLPが果たしているということを忘れずに作っていこう。文章表現が巧みとか、画像が綺麗とかは二の次。
要素はいずれ並び替えるので、要素ごとにデザインを作成していくべき
LPの反応が弱い時に、構成要素の順番を変えることがある。
その時に変えやすいように、構成要素ごとにデザインを作っておくようにしておく。
例えば、「お客様の声」の下に「代表者の声」を配置し、その背景がデコレーションのデザインを施していると、「代表者の声」と「お客様の声」を並び替えた時に不自然な見た目になる。
LP初心者はよくやりがちなので注意しよう。
要素ごとに良いデザインをストックしておこう
LP制作の市場調査時や、普段のネットサーフィン時に良さそうな構成要素のデザインがあればストックしておこう。
制作立案時にストックを見ることで、かなり頭の中でイメージしやすくなり制作時間を短縮できる。