Twitterで大学生が半年でフォロワー10万人を集めた話

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2013年3月に松本(当時大学3年生)はTwitter(現:X。以下同じ)を始めた。

半年くらいで10万人のフォロワーを集めて、1年くらいでフォロワー40万人くらいにした話を共有する。

その時の市場環境

アフィリエイターが非常に多く、匿名のアカウントたちが多かった。不正が多く行われたためアカウント凍結された人が多かった。

初期の状況

松本は大学生。時間はある。内定を辞退しているためTwitterで稼ぐ以外の道はなかった。ビジネス経験はこれが初めて。命をかけてTwitterでフォロワーを伸ばして稼ごうと思った。

Twitterを始めて1ヶ月目

とりあえず、1日5アカウントは作った。初月で100〜150アカウントを開設した。Gメールアカウントとヤフーアカウントを大量に作り、Twitterアカウントを作りまくった。

1日100回は投稿した。

1アカウントでリツイートを1日100回できたため、100アカウントで100回リツイートをおこなった。

1日10〜16時間くらいTwitterと向き合っていたが1日10フォロワーも増えなかった記憶がある。

わずかな光と進む方向性

最初は日銭を稼ぎたい!くらいのモチベーションだったが、たまたま本屋で手にした「不変のマーケティング」by神田昌典氏 を読んで、自分が進むべき方向性がはっきりとわかった。

「不変のマーケティング」の本をざっくり解説すると、『神田昌典氏の実家は呉服店で不況の波を受けて業績がかなり下がっていた時期があった。神田氏がチラシを作って配布してみたところ、全く反応が取れない。

しかし、画像や文章を少し変えて再度チラシを巻いたところ、徐々に反響が取れるようになっていった。』という内容だ。

Twitterもチラシと同様に、文章や画像を少し変えただけで、いいね!やリツイート数が異なることを体感していた自分は、「あ!チラシとTwitterはほとんど同じだ!でも、チラシは作ったり巻いたりするコストはかかるけど、Twitterは1円もかからない。」
と感じた。

その時少し光が見えた気がして、今でもその感覚を覚えている。

人がどのようなことに興味があるのか、どのように伝えたら、もっと魅力的に伝わるのか?をTwitterを通して学んでいきたい。と思った。

「無理やりフォロワーを増やす施策をやるよりも、実直に少しずつTwitterを通してマーケティングの勉強をしよう!」「この経験は必ず役に立つ。自分の経営人生をTwitterを原体験として大切にしながら進んでいきたい」と強く感じた。

だから、数ヶ月間の努力が実を結ばなくても気にしない。今は修行中の身なので、我慢すべき時期だと捉えたことが浮上するキッカケとなった。

当時のTwitterの特性

一度、フォローしてもらえればほとんどのユーザーがフォローを外さない。

1日に100回リツイートをかけてもフォロワーは減らない。むしろ増えていく。

フォロワーが多くいるアカウントがあればいくらでも拡散できる(リツイートをしまくる)。

投稿が少なくフォロワーが多いアカウントは「優良アカウント」とユーザーに認識されることがあったため、反応が悪い投稿は消していく方が良い。

Twitterを始めて2ヶ月目

手元に150〜300アカウントくらいあった。アカウントが多いと管理が大変だったので反応が悪いアカウントは捨てていった。

毎日100ツイートしていく中で、「女子中高生の恋愛系」のツイートが反応が良いことがわかった。

そこで、「中学生 カップル動画」「中学生 カップル画像」、「高校生 カップル動画」「高校生 カップル画像」に特化したアカウントをそれぞれ作った。

その結果、すぐに1000フォロワーを獲得できた。

Twitterを始めて3ヶ月以降

結果的にこのアカウントたちでフォロワーは万を超えていった。

1万人のフォロワーを獲得できたアカウントがあれば、拡散力がついているのでどんなアカウントを作ってもある程度のフォロワーを獲得できるようになり、気がついたら半年で10万人くらいフォロワーを獲得できた。

Twitterはまるまる2年間やって、フォロワーは40万人くらいになっていた。10万フォロワーを獲得した段階で、サイトアフィリエイトをやり始めたので、Twitterの作業時間は1日30分くらいしかやってなかった。

結果を出すために必要な姿勢

2013年の時、Twitterにここまで真剣に向き合うことに怖さはあった。こっそりTwitterをやっているなんて誰にも言えないし、言うのが恥かしかった。

今でこそ、インフルエンサーは職業として認めれているが、当時はそんな言葉すらなかった。

でも自分は命をかけた。人生をかけた。くだらないように思えるような作業でも、「これはソフトバンクや楽天、ユニクロがやっている事業と同じなんだ」と繰り返し自分に言い聞かせて、ずっと作業していた。

SNSで結果を出すためにここまで思いを載せてやっている人は少ないように思える。

「まだ始めたばかりで良くわからないんです」
「3つアカウント作ったけど全然伸びません」
「10投稿してもフォロワーは増えません。アドバイスください」

みたいな姿勢の人が多い気がする。申し訳ないが、大学生で貯金すらなかった自分よりも「姿勢」が悪く、「視座」が低いように思える。

趣味の範囲内での発信ならわかるが、ビジネスの世界でSNSを切り口にやっていこうとするのであれば、全力で、命をかけて、魂をのっけてやってほしい。

時間があれば全部SNSに投下してほしい。

俺はMac book Air 1台でTwitterをやり始めた。マウスすら持っておらず、トラックパッドでやっていたので腱鞘炎になったこともある。

夢の中でもTwitterのことを考え、大学の授業なんて聞いてなかった。ずっと投稿してたし、リツイートをかけていた。

最後に

当時のTwitterの市場環境と現在の市場環境は全く異なる。

当時は大量の投稿が必要だったが、現在は数ではなく質の高い投稿が求められている。

ユーザーの層も異なるし、競合アカウントも数多くなった。以前よりも伸びにくい事は明白である。

でも、結局は本人のやる気次第。楽してフォロワーを伸ばしたい!みたいな安直な考えはやめて、魂をのっけて、勝負しようぜ。

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